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ビジネスマナー基本5原則

ビジネスパーソンとしてビジネスマナーの習得は必須です。ビジネスマナーは仕事に対しての心構えや、上司、同僚、取引先の会社の人といった仕事に関わる人との良好な人間関係を築く上でも役立ちます。
 
今回はビジネスマナーの基本をお伝えしていきます。春から新入社員になる学生の皆さんには参考になる内容になっていますので是非ともご確認下さい。
 
 

第一印象の重要性

人の第一印象は会って数秒で決まります。
 
第一印象を決めるのは視覚、聴覚、言語の3要素で、中でも視覚・聴覚で概ね決まります。
 
第一印象を良くすることで、相手に清潔感や信頼感を感じてもらえれば、スムーズな人間関係を築くことに繋がり、仕事もスムーズに進めることができます。
 

 視覚…身だしなみ・表情・態度(立ち居振る舞い)(55%)
 聴覚…挨拶や話す際の声の印象・話し方(38%)
 言語…話の内容(7%)

 
第一印象はコミュニケーションの入り口となる大切なポイントです。
 
良い第一印象を与えるためには重要な基本5原則があります。

①挨拶
②表情
③身だしなみ
④態度
⑤言葉遣い

 
これらの基本をきちんと理解することで相手により良い印象を与えることができます。では早速みていきましょう。
 
①挨拶(目と口と心で表す)
挨拶はコミュニケーションの始まりであり、良い人間関係を築く第一歩です。相手に目線を合わせて、心を込めて、相手に伝わるようにしましょう。
 
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では、職場で使われる挨拶の例を見て、イメージしてみましょう。
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①挨拶(お辞儀)
お辞儀は挨拶や感謝、謝罪など相手への敬意を表す動作であり、ビジネスシーンには欠かせないものです。最初に出会った時、まずは挨拶・お辞儀で相手へ敬意をしっかり表すことが、相手との人間関係を築く大切な一歩になります。TPOに合わせた礼儀正しいお辞儀をしましょう。
 
お辞儀には、a)会釈、b)敬礼、c)最敬礼の種類があります。
 

a)会釈…軽いお辞儀(上体を約15度傾ける)→廊下ですれ違う時など
b)敬礼…普通のお辞儀(上体を約30度傾ける)→お客様の送迎・一般的な
挨拶
c)最敬礼・・丁寧なお辞儀(上体を約45度傾ける)→お詫びや感謝等深い思い
の時

 
美しいお辞儀のポイントとしては…
・お辞儀に入る前に正しい姿勢で相手に目を合わせる
・腰、背筋、首筋を一直線にして、スムーズに上体を倒す
・それぞれの角度でピタッと留め、想いを念じながら上体をゆっくり上げる(上体を下ろす時よりも上げる時に時間をかけて丁寧に上げる)
・上体を上げたら再度相手に目を合わせる
分離礼と同時礼についても抑えておきましょう。
a)分離礼・・正式なお辞儀であり、最も相手への敬意を深く表すことができる
言葉を先に述べ、お辞儀を行う。(言葉と動作をきちんと分ける)
b)同時礼・・言葉と動作が重なる。分離礼よりは略式ではあるが、TPOに合わ
せてきちんとすれば失礼にならない。(言葉の途中から動作に入る)
 
②表情
第一印象において表情は好感度を左右する重要な要素です。
明るく豊かな表情で誰とでも円滑なコミュニケーションを図れるようにしましょう。そのためのポイントをお伝えしていきます。
 
【笑顔】
・相手に対して親しみや感謝など好意的な印象を与える。
・目尻が下がり、口角が上がり、表情筋で顔全体が自然な笑顔になるといったことを意識すると好感の持てる笑顔になります。
 
【視線】
視線は顎の位置で相手に与える印象が異なります
顎の位置が上がると…
相手を見下ろす視点となり、横柄、相手を見下している印象を与えます。
逆に顎の位置が下がると…
のぞき見る目線となり、疑いや不安を相手に持たせてしまいます。
また頭の位置が傾くと横柄、疑念、幼いなど悪い印象を与えます。
 
凝視や、頻繁に視線が動く、上目使い、横目、目をすぼめるといったことも相手に良い印象を与えないので注意しましょう。
相手の目線に合わせ、適度に視線を合わせることがポイントです。
 
【眉】
感情の起伏が眉の動きに出ないようにしましょう。(眉間にシワがよる、話の途中で眉がピクリと上がる)
 
③身だしなみ
第一印象を決める要素・視覚では、身だしなみは印象を大きく左右する要素です。ビジネスシーンで第一印象で好印象を与えることで信頼を得ることが重要です。身だしなみとオシャレの違いを理解した上でビジネスシーンに相応しい服装を心がけましょう。
・身だしなみ→相手に対して不快な思いをさせないように整える。他社評価が基準。
・オシャレ →自分自身の個性を表現して着飾るもの。自己評価が基準。
身だしなみのポイントとして次の三点を抑えておきましょう。
・清潔感→服装に汚れやシワ、乱れはありませんか?また髪や顔のお手入れは行き届いていますか?
・機能性→仕事がしやすい、安全性の保たれている服装ですか?
・調和 →企業や職場に合っている、TPOにあっている服装ですか?
 
④立ち居振る舞い(態度)
いくら笑顔で明るい印象を与えていても立ち居振る舞いが出来ていないと、一気に好感度は下がってしまいます。無意識にだらしない立ち方になってしまう
方も多いようです。今一度見直してみましょう。
 
【立ち方】
・踵を揃えて立つ。つま先は拳一つ分くらい開き、体重を両足に均等にのせる。
・膝を伸ばし脚の隙間をなくすような気持ちで臀部に力を入れて立つ。
・腰、背筋、腰から首筋、頭まで一直線になるように姿勢を正す。(上から引っ張られるようなイメージ)
・手は女性の場合、前で組み(左手で右手爪先を隠す)男性の場合は中指をズボンの横に合わせ目に揃えるか、前で組む。
・肩は力を抜き、傾きがないようにする
・顎、頭、正面を見て、少し顎を引く
 
【座り方】
・椅子の左側から進み着席
・背筋を伸ばして深く座るただし、背もたれにはもたれない
・脚は、男性は肩幅、女性は膝を揃えかかとを揃える
・脚や手は組まない
 
【歩き方】
・背筋を伸ばして、ある程度の歩幅をとって歩く
・きちんと足をあげて歩く
・肩を振る、足を引きずる、猫背で歩くなどはNG
 
【物の受け渡し】
・両手で持つ
・相手の方向に向きを変える
・胸の高さで相手に渡す
・言葉と視線を添える。(視線は人→物→人の順番で)
・相手が確実に受け取ってから手を離す
・片手渡しや、相手を見ない、低い所で渡すのはNG
 

指し示し

・人→方向→人へ目線を合わせて指し示す
・手の角度で距離感を表す
・指を軽く揃えて、手の平をお客様に向け指し示す
・右を指す時は右手、左を指す時は左手で指し示す
・指を開く、目線はお客様で手だけ指し示す、ペンで指すなどはNG
 

言葉遣い

言葉遣いに関しては次の記事で詳しく記していますので、そちらをご覧下さい。
 
ビジネスマナーの基本5原則を身につけることはビジネスパーソンとしての基礎を身につけることへとなります。相手に不快な思いをさせない、自分自身が恥をかかない為にもきちんと抑えておきましょう。
 
 

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