新人育成には、「多様性」と「独自性」が両立している状態が好ましいです。
「多様性」は、臨機応変にどんな場面でも適応可能な「考え方」等です。
TPOに合わせた空気の読める対応や考え方のことです。
これは、柔軟な発想ができる環境や一人ひとりの価値観の尊重が大切となってきます。
自発的な行動には、多様性の考えがとても重要となってきます。
「独自性」は、自社にとって大切にしたい「変えてはいけないこと」等です。
これは、理念やポリシー・各種コンセプト等について一貫性がありゆるがない部分のことです。
軸がしっかりしている状態です。
その他、方向性の明示のことも含まれます。目的目標が明確であるかどうか。
するべきことが明確でスケジュールがわかりやすいか等です。
臨機応変さというものは、ある程度の指針があって成り立ちます。
自社の方向性も何も決まっていない状況ですと軸になるものがなく臨機応変な考え方には繋がりません。
しっかり、会社としての方向性(考え方のベースとなるもの)が明確であることと
柔軟な考え方のできる環境が若手の育成には必要不可欠な要素です。
多様性と自発性を両立させ新入社員が育つ環境をつくり即戦力となる新人を育成し自社の発展を
目指しましょう。
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