あなたは職場で苦手だなと
感じている人はいませんか?
「上司はいつも不機嫌で
何を考えているかわからないから苦手…」
「あの先輩は人の悪口ばかり言って嫌だな…」
「この部下は同じ事を何度注意しても
直そうとしない。困ったものだ。」
「この人とは考え方が合わないな…」
このように職場での人間関係に
悩んでいる方の話を良く耳にします。
今回は職場で苦手な人と
どのように接していくべきかという
問題の解決へのヒントを
お伝えしていきます。
相手の価値観・考え方
日々の生活で
出会う人々に対して
「あっ、この人とは気が合うな」
「うーん、この人苦手だな」
と感じることはあると思います。
人は意識せずとも
相手とコミュニケーションを
取る中で
性格が合う人、合わない人を
判断しています。
ではどうやって判断を
しているのでしょうか?
それは、
「価値観」や
「行動基準・判断基準」によって
判断されます。
これらは物事の優先順位を決める上で
何が大切で、何が良くて何が悪いのか
を決める自分の心のなかの
基準のことを指します。
そして価値観の違う人と
付き合うと、人はストレスを感じます。
会社では色々な価値観をもった人間が
集まります。
価値観や行動基準・判断基準は
先天的な素養と
環境による後天的な素養に
よって形成されていきます。
10歳以上離れた上司や先輩と
コミュニケーションをとり
仕事をしていかなければならない
職場もあるでしょう。
中にはこの人とは気が合わないな
と感じている方も
いらっしゃると思います。
学生時代までは、
気が合う人とだけ付き合って
いれば良いですし、
苦手だなと感じる人とは
付き合わずに生活する事が
できました。
しかし仕事となるとそうはいきません。
性格が合わないからといって
上司を変えることはできませんし、
嫌みな先輩から逃げることも
残念ながらできません。
避けては通れない問題であるからこそ
会社でコミュニケーションが
上手くとれず悩む方が多いのです。
では苦手な人と
どのようにコミュニケーションを
取っていったらよいでしょうか?
相手を受け入れる
そういった方は
思い切って
外国人、宇宙人と
思って接してみましょう。
突拍子のない事を言っているなと
感じた方もいらっしゃるかと
思いますが、
考え方が少し違うなぁと感じたら
「この人は外国の人だから
文化や習慣が違うから考えも
違うんだ、私とズレていても仕方ない」
もし考えが全く合わないと感じたら
「この人は他の星からやってきた
宇宙人なんだ」
と考えることで
「じゃあ、この宇宙人とどうやって
コミュニケーションをとっていこうかな」
「どういう環境で育ったら
このような考えになるのかな」
と相手を知ろうと
することができます。
また世代による価値観のギャップも
時代による一種の洗脳だと考えると
「俺の時代はこうだった」
と主張する方に対しても
「俺の価値観は時代の影響だから
すぐには変えられないよ」と
いうメッセージとして
受け取れるようになるでしょう。
苦手な人とは
自分は価値観が違う
ということを認めることで
どう向き合っていくかを
考えてみましょう。
他人は変える事はできませんが、
自分は変える事ができます。
自分を知ってもらうより
まず相手を知ることが
コミュニケーションを上手くとる
入り口になります。
表情を見ながら会話する
しかし自分がいくら
相手を受け入れる準備をしても
相手の事を完全に理解することは
難しいです。
家族や親友でさえ
言えないことや、
思わぬ行き違いで大喧嘩して
しまうこともあるでしょう。
ましてや仕事で付き合う人に対して
完全に理解するということは
とても難しいです。
だからこそ表情を見ながら
話す必要があります。
相手の表情を見て微妙な表情の
反応がとれたら
そこから相手の反応を再度推測しながら
話すことを意識してみましょう。
自分がとった行動に対して
相手はどう思うかと自問自答し
相手の表情を見ながら修正する。
すごく大変と感じる方も
いらっしゃるでしょうが
相手の気持ちを察することができる人は
このような細かい気配りをしています。
表情をみながら会話することは
相手を知る大きなヒントになります
苦手な人との
コミュニケーションの第一歩は
相手を受け入れ、知ろうとすることです。
職場での人間関係で悩む方にとって
今回の内容が少しでも
参考になれれば幸いです。
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