聴き手の心に届くトーク術

今回はプレゼンテーション行う上で 聴き手の心に届くトーク術についてお伝えしていきます。 心をいきなり掴むポイント プレゼンテーターが壇上に登場してから 5~10秒で印象は創り上げられ 1分程でその印象は練り上げられます。 実はプレゼンの印象は 1分程であらかた決まってしまうのです。 しかし逆に言えば、導入部分で聴き手の関心を 集めること、つまり「つかみ」ができれば プレゼン全体の印象はグッとあがります。 ex) ①引用 名言名句辞典などから、歴史上の人物の名言を 引用する。 ②ユーモア ジョークや笑い話など予め用意したものを プレゼンに取り入れるには、高度な技術が必要です。 狙ってやるのは 逆効果になりかねないので気をつけましょう。 場の空気や話の流れなどから生まれる直感的なユーモアで あれば効果が期待できます。 ③質問 聴き手にプレゼン冒頭に質問を投げかけるのは 効果的です。 一方的に説明をするのではなく、意思疎通をとりたい という思いを聴き手に対しアピールすることができます。 聴き手が「はい/いいえ」で応えられる質問がオススメ。 ④外見の印象 参加者の聴く姿勢をつくる為にも身だしなみに注意し どう見られているかを意識しましょう。 ⑤時事ネタ プレゼンの内容にマッチするもの且つ、 誰もが知っている内容であるならば 聴き手の関心を集めることができます。 ⑥挑発的な発言 聴き手からしてみれば異論を感じさせる発言を することで、聴き手の注意を集めることができます。 ⑦不意打ち 参加者が到着する前に、事前にホワイトボードに ポジティブな注意事項を書くことで インパクトとともに聴き手の関心を 引き寄せることを可能とします。 例えば… 「間違いをおかす事は学習には必要。 どんどん間違いをおかしましょう」 「つまらない質問大歓迎。」 「プレゼン参加は義務だけでなく、 機会です。一緒に楽しみましょう。」 といった内容は効果が期待できるでしょう。 聴き手にメリットを感じさせる 聴き手が耳を傾けたくなる理由を考えながら 話す事はつまり、聴き手にとって、 「このプレゼンはメリットがあるのか」 という事を常に意識して話す事ができます。 自己の利益を感じることで積極的に あなたの話を聴いてくれるでしょう。 信頼を得る話し方 信頼を得る話し方のポイントには 3つあります。 次の3つを意識しながら話してみましょう。 ①「何をすればいいのか」 をはっきりと示す。 ②「聴き手の期待に応えたい」 意志があることを伝える。 ③聴き手がすでにもっている知識と 関連づける 聴き手の気持ちに気を配りながら、段階を踏んで相手との 信頼関係を作ることができます。 前向きに、そして行動につながる纏め方 プレゼンを成功のうちに終らせる 3つのポイントを抑えましょう。 ①どんなテーマであっても ポジティブな語調で終わること。 ②参加者を、もっと聴きたいという 気持ちにさせること。 ③自分たちは「価値ある経験」を 共有したいという気分を参加者に 味わってもらうこと。 プレゼンを最後に纏める時に ・何を ・いつ ・どうやって ⇒すればよいのか? を聴き手に正確且つ明瞭に伝える事を意識しましょう。 これのポイントを踏まえて話すことにより 前向きにプレゼンを纏めることができます。 NGな話し方 「私からは以上ですので、ここで終わりにさせて頂きます。」 といったように何の予告もなく、 急に話を終らせる事はNGです。 せめて質問は受け付けましょう。 また話の流れを決めておかないと、話がちぐはぐになり、 要点を捉えていない、話になってしまいます。 事前に話の流れは決めておくようにしましょう。 いかがだったでしょうか。 プレゼンを行う際、参加者に聴いてもらう 姿勢を作る事がトーク術の第一の目的で す。 その為には聴き手に対して、このプレゼンが どういったメリットがあるのかというのを 伝えることが効果的と言えます。 今回の内容の 「つかみ」「聴き手のメリット」 「話し方」「話の纏め方」 はきっと参考になると思いますので、 是非実践してみて下さい。 今回の内容があなたのプレゼン成功へのヒントに 少しでもなれたら幸いです。
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