女性スタッフとのコミュケーション

女性のスタッフを持つ男性上司の皆さんは女性とうまく
コミュニケーションとれていますか??

女性とのコミュニケーションは特別なスキルは必要ありません。
ごくごく当たり前な日々のささやかなコミュニケーションの積み重ね
が女性との円満な関係性をつくっていくのです。

しかし、残念ながら女性スタッフを持つ男性からはコミュニケーションが
上手くとれていないということをよく耳にします。
コミュニケーションが上手くとれない原因の一つとしてお互いのズレ(誤解)
があります。

例えば、私たちの行動はほとんど無意識でしている事が多く、この日々の
コミュニケーションも無意識に行っています。
問題なのは無意識のうちに相手を傷つけていることがあるということです。

そんなつもりで言ったわけではないのに違う意味で受け取られたり、そんな
態度とった覚えはないのにといったこと皆さんにも経験あるかと思います。
何気なく言った一言で女性を傷つけけ、セクハラ、パワハラの被害を
訴えられることも珍しくありません。
その為にも女性とのコミュニケーションは男性とのコミュニケーション
より注意が必要です

女性とのコミュニケーションには「信頼・会話・聴く・認める・共感」
といったキーワードを意識しコミュニケーションを取ることがポイントです。
すべてのご紹介はここでは出来ませんが、特に大事なポイントを抽出して、
ほんの一部ですがご紹介します。

①信頼→女性は平等・公平ということに敏感に反応します。
みんなにしていることは同じように公平にしましょう。
毎朝の挨拶ひとつとっても、表情や口調の違いがあるところまで女性は見ています。
「あの子には笑顔で挨拶しているのに、私は目すら合わせてくれない…」
といったように無意識でした挨拶だとしても相手は傷ついている可能性はあります。
必ず、みんなには笑顔で挨拶をするようにしましょう。
相手からの信頼はこういった些細な所から生まれます。

②会話→言葉で伝えなければ分からない。
日本の文化で「言わなくても、察する」ことを美徳とするところがありますが、
血の繋がった親子でさえ、完全なコミュニケーションは難しいのに、これまで
過ごしてきた時間、育ってきた環境も違う人間同士が、たまたま偶然集まった
職場では何となくの表現でコミュニケーションをとれるわけが無いのです。
「言わなくても分かるだろう」は都合のいい言い訳なのです。
相手に感謝の気持ちを持っていたしても想いは口に出さなければ相手に伝わりません。

③聴く、共感→会話の主役は部下になっていますか?
スタッフから何か相談を受けた際、あなたばかり喋っていませんか??
つい自分の考えや、過去の成功体験などべらべら喋ってしまい、
結局がスタッフが上司の話の聞き役になっているケースをよく耳にします。
スタッフが上司に何か相談がある時はそれなりに緊張して話しに来ているはずです。
まずはスタッフの話をちゃんと聴き向き合う姿勢をみせましょう。
そしてその際相手の話を否定しないことも重要です。
もちろん間違っていると感じたら伝えることは大事ですが、それは相手の話を
聴いてからでも遅くはないはずです。
まずは相手の思いに共感することが大切です。
女性の気持ちを全て理解することは出来なくてもわかろうとする姿勢は相手に
伝わるはずです。

④関心をよせる
女性の仕事へのモチベーションが下がる原因の一つとして承認されていな
いと感じるという点が挙げられます。
モチベーション維持のためにも女性へ関心をよせることが大切です。
相手のことを知りたいと思い、相手の良い所の注目し、本気のエネルギーを
向けることによって「私の事もちゃんと見てくれているんだ。」と感じ仕事へ
の意欲も高まっていくはずです。
上記にあげたポイントだけでも意識することで、女性との良好な関係構築へ
と向かう一歩となります。
その上で女性の置かれている立場やキャリア感、本音を探り、上司として
部下を育てていく事が求められます。
女性の特性を正しく理解し、女性にとっても、男性にとっても、実りある関係
を構築していくことで、より優秀な人材を確保することができるはずです。
少子化により今後労働力が減少していく日本では、女性活用は避けては通れない命題です。
女性活用はこれからの経営において重要なファクターになると私は考えます。
女性活用は…
「女性スタッフを生かすも殺すも上司次第。男性がいかに女性スタッフと信頼関係を築けるかがポイント。」
になります。

ちなみに弊社では女性活用に関する研修もおこなっております。
今回取り上げた女性とのコミュニケーションに関するカリキュラムもご用意しておりますので、
もしコミュニケーションにお悩みの方がいらっしゃれば、改善のお手伝いをさせて頂きます。

お気軽にお問い合わせくださいませ。

研修のお問い合わせはこちら

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