主体的に取り組める社員を求める傾向にある受け入れ側と
まずスキルを求めている新入社員。
ここで大きなギャップが起きています。
新入社員育成にあたり「知らないを知るへ わかるをできるへ できるを創るへ」
のステップを忘れてはいけません。
まず、知識の提供を行う。
その内容を確実に実施できる状態へ支援する。
それから自発性や主体性を求めて行く必要があります。
新人育成をする際に急に自ら動き自律した人材をもとめては、
昨今の若手にはストレスがかかりつぶれてしまう。
しっかり育成のステップを守り着実に育てる事が定着する新入社員が増加します。
Step1
まず、「知らない」を「知る」ステップを大切にしましょう。
面倒だと思わずしっかり根気よく知識提供をしましょう。
そもそも、知らない状態ではできる状態になり得ません。
研修や勉強会など活用し効果的に伝えると効率も良いでしょう。
Step2
知識習得ができたら行動化する実践する「できる」状態を目指します。
ここでインプットした知識をアウトプットしていきます。
その段階では、頭ではわかっていても上手くできなくストレスがかかる時期です。
フィードバック等を効果的に行いチャレンジ精神を損なわないようにサポートしましょう。
Step3
できる状態になったら自ら創造して主体的に動く人材へ自律させる状態です。
この段階では、社員の自発性を大切にして任せることを徹底し常に承認を心掛けましょう。
育成のステップを意識することによって着実に成長していく新入社員になります。
急にやれと言っても人はできません。
山本 五十六(大日本帝国海軍大将)の言葉で
やって見せ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かず。
話し合い、耳を傾け、承認し、
任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、
信頼せねば、人は実らず。
という言葉があります。
人にはできる様になるまでにステップがあります。
それを無視しては、伸びしろの高い若手の成長が阻害されてしまいます。
しっかりステップを大切にして成長できる環境つくりを心掛けてみましょう。
コメント