一貫性のあるコンセプトが明確になることによって目指すべき姿が
はっきりして活き活きとした新入社員が育つ土台となります。
新入社員の時期は、自社の考え方や自社らしさを伝える一番大事な時期です。
特に、入社直後におこなわれる新入社員研修は、自社の大切にするビジネスの
スタイルや自社が重要だと考える理念やポリシーを伝える有効な場です。
ですが、まず伝えるための理念やポリシー・各種コンセプト等自社の軸は明確になっていますか?
理念やポリシー・各種コンセプトは、一貫性があることが大切ですが、統一されていますか?
何故、自社が存在するのか、働く意義がはっきりしていることによって新入社員のモチベーシ
ョンは向上し自発的に動く事ができるようになります。
会社の理念等に共感し愛社精神が生まれます。
<<一例>>
サービスのコンセプトが明確になっていることによって一貫性のあるトレーニングが
実施できブレない育成が実現できます。
Whyから考える。そしてWhatへ。最後にHowというようにWhyから考えることによって
自社の事業を捉えることができます。
Why
コンセプト
(目的) 自社は何のために事業を行なっているのか?
(目標) 実現したい事業はどのような姿なのか?
例
高級感のある施設とサービスで優越感を提供したいのか?
or
アットホームな雰囲気の良い店舗で家庭的な安心感を提供したいのか?
What
コンセプト
(方法) 自社は顧客からどのような印象を得たいか
(手段) そのためにどのようなことが必要なのか?
例
広い敷地とゴージャスな装飾の店舗で富裕層・外国要人でも失礼のない丁寧で時間をかけたサービス
or
我が家のような日常的な雰囲気の店舗での元気の良いサービス
How
コンセプト
具体的に実現・実施したいことは何か?
商品・サービス・マナー・ルール・ブランド etc.
例:
国際サービスプロトコルや国際教養の理解としっかりと定義されたサービスマニュアルの作成
or
最低限のマナーとルールを徹底、従業員同士のチームワークを重視
自社のサービスについて一貫性のあるコンセプトを明確にし具体的なトレーニングの実施することにより
無駄のない育つ土壌のできた環境が実現できます。
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