ビジネスパーソンとして
確実におさえておきたいマナーの1つに
ビジネス文書・Eメールマナーがあります。
私たちは仕事をするなかで
様々なビジネス文書に接します。
今回はビジネス文書の基本について
お伝えしていきます。
少し不安だな…と思う方は
是非ともご覧下さい。
ビジネス文書の使い分け
まずはビジネス文書の種類について
確認してみましょう。
色々な種類のビジネス文書があるのが
わかりますね。
状況に応じて適切な
文書を作成しましょう。
そして、ビジネス文書には
一定のルールがあります。
ルールを覚えて、ビジネス文書を活用しましょう。
では文書の取り扱いのルールから
確認してみましょう。
文書の取り扱い
■「秘」文書
会社には関係者以外に見られてはいけない
情報があります。そういった機密文書は
「秘」扱い文書と呼ばれます。
下記のポイントに気をつけて取り扱いましょう。
・保管
⇒ 他の文書とは区別して、
鍵の係る場所に保管しましょう。
・コピー
⇒コピーには通し番号をつけましょう。
・持ち歩き
⇒「秘」扱い文書と分からないように注意しましょう。
受け渡しの場合は文書受け渡し簿に記入し
受領印をもらうなど、慎重に扱いましょう。
・郵送
⇒「秘」文書を封筒に入れさらに別の封筒に入れ
二重にしましょう。その際「親展」と記載し
書留・簡易書留を利用し郵送します。
※親展は宛名本人にのみ開封してほしい
場合に使用します。
宛名人以外の人間は決して
開封してはいけません。
・廃棄
⇒廃棄の際は必ずシュレッダーを使用します。
■文書のファイリング
複数の人が利用する文書は
見やすく保管し誰が見ても
わかるように保管しましょう。
ファイリング用具を利用して
相手先別、主題別、標題別、一件別、形式別
などに分け、保管場所を前もって決めておきましょう。
また、不要になった文書は定期的に処分するようにし
常に整理整頓された状態で保管するように
しましょう。
敬称の付け方
ビジネス文書を作成する際に
会社、個人の名前の後に敬称をつけます。
正しい敬称の付け方をマスターしましょう。
役職者・個人
⇒様(殿)
役職名
⇒殿(様)
不特定多数の個人
⇒各位
会社・部課名
⇒御中
数字の表し方
横書きのビジネス文書では
基本的にアラビア数字を使用します。
ただしと特例として漢数字を用いる場合が
あります。
<特例>
・固有名詞
⇒四国・九州…など
・概数
⇒数十年、二、三日…など
・慣用句
⇒四捨五入・二枚目…など
・ひと、ふたと読む場合
⇒一休み、お二人…など
・ケタの大きい数の単位
⇒3万、5億…など
これらのルールは
ビジネスパーソンとして
必ず知っておかなければ
ならない事項といえます。
特に文書の取り扱いは
きちんと管理していないと
情報漏洩問題に繋がる場合もありますので
取り扱いには注意しましょう。
ビジネス文書の基本を
きちんと理解して
活用していきましょう。
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