メイクには種も仕掛けもあります。
目を大きく見せたり、小顔にしたり…キレイの秘密は、すべてが目の錯覚のなせるワザ
だったのです。
「すっぴんは現実。メイクは錯覚」と言う人がいましたが、まさにその通り。
同じ形、大きさでも、ちょっとした条件が異なると、実際とは違う様に勘違いすることがあ
ります。
目の錯覚とは思い違いなのです。
実際より顔をほっそり、目はぱっちりにみせるためのテクニックが色々あります。
それこそが、目の錯覚を利用したテクニックなのです。
より一層美しいあなたを印象づけるために、メイクでいい思い違いをさせることが重要です。
まず、どういうことで目の錯覚に陥るのかを知ることが必要です。
実際と見た目を違って見せるのは本当にちょっとしたことです。
そのメイクのポイントをきちんと理解できればこちらのもの!テクニックを自分のものにする
のも早くなるし、綺麗も確実にアップします。
メイクは理論がある為、上手に使わないと失敗することもあります。
その為、ビジネスに適しているメイクを確認しましょう。
まずは、メイクで活用できる様々な目の錯覚効果の法則をご紹介させて頂きます。
・明暗の法則
明暗で大きさ、ふっくら感に差をだす。
上記の黒い丸と白い丸どちらが大きくみえますか?
実は、ふたつとも同じ大きさで色が違うだけです。
でも、白の方が大きく感じた方が多いと思います。
何故なら、明るい色は膨張色で、ふっくらと大きく見えたり、前に出っ張っているように
見える性質があります。
暗い色は収縮色と言われ、引き締まってすっきり見えたり、引っ込んで見える性質があります。
だから、同じ大きさでも黒い丸が小さく、白い丸は大きくみえる様な錯覚に陥ります。
この明暗の法則は、肌作りや、アイカラーなどに応用できます。
・太さの法則
輪郭の太さも大きさの違いに関係します。
上記のふたつの丸は、同じ大きさですが、右の方が小さく引き締まって見えますよね。
その理由は、輪郭の太さの違いにあります。
輪郭が太い右の丸の方が、左の輪郭が細い丸より、小さい印象になります。
この線の太さによる錯覚は、アイラインやリップラインなどに応用します。
アイラインを太めに描けば、目はすっきり引き締まった印象になります。
また、アイラインを細く描けば目の存在感が際立ってみえます。
・対比の法則
背景の大きさが印象を変えます。
上記の丸は同じ大きさです。
でも、それぞれの丸の存在感が違ってみえますよね。
それは上に加えられた背景の大きさの影響です。
右の方が、大きく力強く見えませんか。
それに比べ、右の丸は小さく、存在感が薄いです。
この法則は、眉と目のバランスに応用できます。
丸が目、上の折れ線を眉と考えて下さい。
右の様に眉が短いと目は大きく、目の印象が強くなります。
左の様に眉が長いと目の印象が少し押さえられ落ち着いた印象になります。
同じ大きさでも他とのバランスで違って見えます。
光を与えることで立体感を生み出す効果があります。
上記の丸は同じ大きさです。
でも、左は立体的にふっくらした感じに見えます。
右は平面的でべたーっとした感じです。
同じものでも光を与えることにより立体的な印象を出すためハイライトなどを使用し
メリハリのあるメイクに仕上げることができます。
自然な仕上がりにぼかすテクニックが必要です。
上記の丸、どちらが自然な感じでナチュラルに見えますか?
右の方が自然に見えます。
その理由はぼかしているかいないかです。
左はぼかしていないので境目がくっきり目立ちます。
ところが右はぼかしている為境目がくっきりしていなく目立ちません。
よりナチュラルな仕上がりにするためにはぼかすことが不可欠なのです。
様々な目の錯覚を活用し就活・自分に合ったメイク術を身に付けましょう。
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