女性は「あの人みたくなりたい!!」
というあこがれのロールモデルが見つかると、
そこに向かい一気に動きだすという傾向があります。
女性はイメージで捉える力が強いといわれ、
見本となる人を目指す傾向にあります。
それは学生時代にいた
憧れの先輩や先生、
会社の先輩、上司、
はたまた芸能人など、
具体的な理想の存在を真似することで
結果として自身の成長へと繋げるのです。
しかし、
働く女性にとって職場にはそういった見本となる人が
身近にいないといった話を良く耳にします。
社内で、結婚・出産を経験しながら、
バリバリ働いている女性の先輩というのは
なかなかおらず、自身の将来像が見えないと
悩む方が多いようです。
女性の働きやすさを考えた際、
結婚・出産といったライフイベントに対し
上司がどうしていくのがベストなのか話を聞き、
一緒に考えていく姿勢を持ってくれて
いるかどうかで、変わっていきます。
制度や社会の状況がまだまだ整っていないという
現実は変えられませんが、そんな時、
上司として女性がイキイキと働き
続けられる状況を一緒に考えていける存在に
なれれば素敵ですね。
せっかく育って戦力となってくれた女性スタッフを
手放さない為にも、その後の
キャリアについて考える必要があるのです。
結婚をしても仕事は続けている
女性の方は多くいらっしゃいますが、
出産を経験してから仕事を続けている方と
なるとかなり少なくなります。
働きながらの子育ては母親一人では出来ません。
周りの方の協力を得て初めて働く事が可能となるのです。
しかし、実家やご主人の協力体制といった環境が
すべての女性に整っているわけではありません。
そこで「来るべき変化への思索をたてる。」
ということがポイントになってきます。
例えば保育園の友達家族と協力して預かりあったり、
シルバー人材センターといった
公的サービスをフル活用したりといった方法です。
来るべき変化に備え事前に調べ準備しておくことが大切です。
結婚・出産といったイベントに対しても柔軟に対応出来るよう
女性のキャリアは3年スパンで考えるのが良いと言われています。
そして、出産後に復帰した際、
またバリバリ活躍できるような環境つくりと女性の育成を
目指す事は、今後、会社全体の業績向上へと繋がる
大事なポイントであると私は考えます。
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