女性のモチベーションアップ

女性のモチベーションを高めるスイッチの在処は大きく
2パターンあると考えられます。
一つは仕事そのものにやりがいを見いだす場合です。
もう一つは職場の人間関係や居心地、待遇などの良さにより
仕事への取り組む動機になるパターンです。
これらのやる気スイッチは人それぞれの気質によって異なりますが、
モチベーションの下がるポイントは共通する傾向にあります。
それは、ズバリ…
「仕事を頼まれた上司や先輩から感謝やねぎらいの言葉がないとき」です。
こういった態度をされた女性は…

「必要とされていないように感じ、悲しくなる」
「居場所がないように思える」
「どうせ何をやっても評価されてないんだ」
「私のことなんて全然見てくれていない」

と感じモチベーションは下がっていきます。
これらの態度を繰り返していくと信頼感は徐々に薄れていき、
仕事への意欲も下がっていきます。

また不満や落胆を感じていても表に出せないタイプの女性も多いです。
男性上司は女性部下が文句を言わなければ、それは「文句はない」と考えてしまいがちです。
しかし女性は本音の部分は胸にしまっていることも少なくありません。
そういった事に気づかないと大問題を引き起こす原因になることもあります。
女性の気持ちを汲み取らないままでいると、次第に「上司に協力しよう」や「みんなで仕事をしよう」
というムードが薄れていきギスギスした雰囲気が蔓延し、仕事の能率も悪くなっていきます。
最悪ある日突然辞めたいとと言われるケースもあります。

もちろん、過度の言葉がけは必要ありません。やりすぎは返ってマイナスになります。
例えば、簡単な仕事に対して褒めすぎても実力を正当に評価されていないと思われたり、
仕事が終る度に話し込まれても「ウザい」と思われかねません。

面倒くさいな…と感じる方もいらっしゃるかと思いますが
あまり難しく考えないで下さい。
要は、女性は存在意義を承認されることによりモチベーションを上げているのです。
ですので、何か頼んでいた仕事が上がってきた際は、仕事の手をとめ身体や目をきちんと
女性にむけ、一言「ありがとう、助かった」と声をかけ感謝と態度をしっかりと伝え、
承認する事が大切なのです。

この積み重ねにより女性のモチベーションは保たれ、さらにお互いを信頼しあえる
良好な関係を築く第一歩となるのです。

女性スタッフを持つ上司の皆さん、日頃、感謝とねぎらいの言葉をかけていますか??

 

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